高麗菓子（これがし）や木目羹（きもっかん）、落雁（もしこ）や煎粉餅(いこもち)、ねったぼ（ねりくり）など、都城に伝わる郷土菓子を各種取り揃えております。

木目羹（きもっかん）

小豆餡と白餡の2色のあんこで木目模様を作る棹（さお）菓子です。木目は年輪のように見える事から、子供の健やかな成長を願う意味を込めて名付けられたそうで、お祝い事などの贈答用にご利用されています。

高麗菓子（これがし）

江戸時代に高麗（韓国）から来た人々が、故郷をしのんで神社を建立し、祭を奉納する際に作ったもち米と小豆餡を練って蒸しあげたお菓子で美味しさが評判となり庶民にも広がりました。もち米を使い蒸し羊羹のようでモチモチの食感が特徴です。

煎粉餅（いこもち）

煎った餅粉から作られた「炒った米の餅」から「いこもち」という名がついたといわれる江戸時代からある祝菓子です

かからん団子（よもぎ団子）

よもぎを練り込んだ餅を黒餡で包み、更にかからんの葉（サルトリイバラの葉）で包んだ郷土菓子です。
二代目から変わらない製法で作っています。

ねったぼ（ねりくり）

つきたての餅に蒸した薩摩芋を混ぜ合わせて作る郷土菓子です。
表面はきなこがまぶしてあります。